犬の熱中症予防と対処法|その症状は熱中症かも?

犬の熱中症予防と対処法|その症状は熱中症かも?
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バカにできない!犬の熱中症!

犬,悩み,熱中症

我が家の愛犬 ラブラドールレトリーバ4歳♂ 9月の終わりに、普段と変わらず夕方散歩に出たんです。それが、5分も歩かない内に、急にペタンと座り込みました。

 

名前を呼んで、歩かせようとしましたが、「はぁはぁ」と呼吸しながら、ただ遠くを見て動いてくれません。とりあえず、その場は友達に任せ、すぐに車をとりに行って戻ってみると、立ち上がる事はおろか、歩けない事に驚き、抱き抱え車に乗せました。

一路病院へ 丁度 夕方の診察内だったので、助かりましたが、時間外になると、時間外診療の費用がかかってきます。愛犬の一大事に、ケチっている場合ではありませんが、控えられるのであればそれに越した事は、無い訳ですから・・・

 

病院を決める際には、時間外の診察や、往診に来てくれるかどうかが、ポイントだと思いますよ!

 

診察の結果、まだぐったりしていたので、夕方ということもあり、一泊入院で、様子をみてもらうことになり、点滴のお陰で、翌日には回復し退院できたのですが、
私の中では、もっと早く気づいてあげていれば・・という後悔が残りました。

 

寂しがり屋の愛犬に、不安な想いを、させてしまったし、治療費だって一泊入院すると、レントゲンや血液検査、点滴、ざっと、二万円コースでしょうか!
保険に入ってて、よかったと実感できる瞬間でもあるんですけど、家計のためにも愛犬のためにも、最小限の知識を仕入れておきましょう!


熱中症って何で起きるの?

犬の場合、パディング(口呼吸)いわゆるハァハァいってるあれですね!

 

そのパディングで、体温調節してるんです。その体温調節が、追い付かなくなると、熱が体内に溜まって高体温状態となり、全身の臓器や細胞の働きが鈍くなり熱中症となります。

 

特に、気温の変化が激しい時には、要注意!です。散歩に出る前まではあんなに元気だったのに、なんで急い具合が、悪くなったのかなんだか腑に落ちなかったんですけど、これを知った時に、納得できました。

 

クーラーの効いた涼しい部屋から、夕方とはいえ、まだ気温が下がりきっていなかった外気にふれたせいで、熱中症を引き起こしてしまったんですよね!

 

飼い主である私が、そういう環境を作り出してしまっていたとは、
とことん反省しなくていけないと思いました。

熱中症になりやすいワンコ

  • 身体が大きくて体温を下げにくい大型犬
  • 息の通りが狭い構造になっている鼻ぺちゃ犬種(短頭種)
  • 長毛 
  • 黒色 
  • 外飼い 
  • 太り気味 
  • 北方原産犬 
  • 仔犬 
  • 老犬 
  • 心臓、呼吸器の弱い子
  • 興奮しやすい子

これだけ沢山あると、どこの家庭のわんちゃんでも、一つは当てはまりそうですよねぇ

サインを見逃さないで!

犬の平熱は37.5℃〜39.2℃!人間なら、しんどくて動けませんよね。

 

ワンコは、自ら上げた体温は下げようとはしない。(どういう事?)人間と同じく、細菌を追い出そうとしている状態ですよね!逆に、体温調節能力が低下して、それを超える外気温によって、熱が体内に籠った状態になると、パンディングで体温を下げようとする。

 

人間同様、ワンコの身体もうまくできてはいるけど、中々見分け方ってわからないですよねぇ!ワンコが楽しく遊んだあとハァハァいっている時は、自力で水を飲んだり、ねだったり冷たい場所を探して、身体を冷やしたりしますよね?

 

でも、熱中症の場合は、それさえできなくなってしまうから怖いのです。

 

動きが止まって、荒い息のまま ぼうっとして、お水も飲みません。そんな時は、そのうち良くなる、様子を見ようなどと、言っている場合では、ありません!直ちに、応急処置をするか、病院へ連れて行ってあげて下さい!

 

もし、そのまま放置してしまうと、よだれを流し、下痢やおう吐 血尿、震え、
更には、意識を失い、死に至ることもあるんです!

 

犬の熱中症の勝負は、発症してから、30分〜60分と言われているそうです!
もたもたしていると、死亡率が上がってしまいます。
飼い主さんの冷静な判断と機転が、その子の運命さえ左右してしまうのです。

応急処置ってどうすればいいの?

すぐに、涼しい場所に移動させ、身体を水でぬらします。その時、冷やす場所も大切で、特に腋や足の付け根の太い血管が通っている場所を重点的に冷やします。

 

その後、自宅なら、扇風機をあて、我が家のように、お散歩中や、屋外なら、何か、うちわのようなもので、あおいであげて下さい。

 

冷やすといっても、いきなり氷水をかけるのようなことは、避けましょう。血管が収縮してしまうらしいですよ!

 

そして、飲めるようなら、少しづつ、様子をみながら、お水を飲ませてあげて、手早く対処して下さい。様子が落ち着いてきても、念のため、病院で診察してもらうことを、お勧めします。

ペット用 熱中症対策グッズ

調べていたら、こんな便利なものが、あることにびっくり!!
*パラソル ヘルスケアー犬猫用経口補水液ハイドロチャージ200ml.・・・\350

 

*アース バイオケミカルスウェット500ml.・・・\143

 

*ドッグダイナーバテナイくん 300ml.・・・\410

 

熱中症予防や、脱水防止には、最適そうですよね!でも、緊急時手元になければ、人間用のアクエリアスやポカリスエットを3〜4倍に薄めて飲ませてもいいそうですよ!

 

 

 

あと、お時間のある方は、手作りドリンクに挑戦してみては、いかがですか?
こんなの見つけちゃいました!
ミネラルウォーター  1?
はちみつ 大さじ1
自然塩 小さじ1
これを、混ぜるだけで完成なんですって。私も、作ってみようと思います!

 

真夏のお散歩は、アスファルトの、温度も高く、雨上がりの、あのモアッとした空気に、近いのはわんちゃんですから、熱中症になってからの応急処置も、大切ですが、予防はもっと大切ですね。お散歩に行く前に、お水を飲ませてから出かけるとか、その子の
飼い主だからできる対策が、十犬?十色ある訳ですから(笑)

 

そして、愛犬を想う気持ちは、皆さん同じ!意見を交換しあって、知識を増やし、
その子の天命を、全うさせてあげられるよう頑張りましょうね!

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