6色の目やにで見分ける 犬の健康チェック方法

6色の目やにで見分ける 犬の健康チェック方法
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6色の色で目ヤニチェック

犬,悩み,病気,目ヤニ

危険度0 白い目やに

健康な犬は、白い目やにをしています。
但し、白い目やににおいても、放置していれば、病気や目が開かない 原因となる為、毎日、お手入れをしてあげましょう。

 

また、目やには涙やけの最大の原因です。特に、赤い涙やけは雑菌のエサとなる為、雑菌が溜まり易いく、臭いの原因となる為、決して放置をしてはいけません。

危険度1 黒または茶色の目やに

愛犬の目やにが黒また茶色という事は、犬の体調について悩む必要は、ほぼありません。

 

しかし、目やにを放置していると、目元で目やにが固まり、臭いを発し、皮膚トラブルを起こす原因にもなる為、こまめにケアが大切です。

 

犬の目に、黒い目やにがついている場合、拭き方は優しく、お手入れをしてあげましょう。この場合、犬の体調について悩む必要は、ほぼありません。

 

しかし、目やにを放置していると、目元で目やにが固まり、臭いを発し、皮膚トラブルを起こす原因にもなる為、こまめにケアが大切です。

 

また、目の下などで固まってしまい、どうしても取れない目やにの場合、無理に擦りとってはいけません。目元の毛が抜けてしまう為、取り方を紹介します。

 

お湯が湿らせたコットンや布で、固まっている目やにに暫く当てましょう。すると、固まった目やにがふやけ、お手入れがし易くなります。

 

危険度2 透明の目やに

愛犬の目やにが透明という事は、シャンプーが目の中に入ったり、高齢が原因により、流している涙であり、悲しくて流している涙ではありません。

 

ジャンプーが目の中に入ったり、高齢が原因により、流している涙です。透明の目やににおいては、主に考えられる原因別に解説します。

 

シャンプーやゴミなどが目に入った
シャンプーやゴミが目の中に入った場合、精製水で片目ずつ丁寧に洗い流しましょう。

 

水道水(消毒剤が入っている為)で洗ったり、眼球を直に触る様な洗い方は、眼球を傷つけてしまう可能性があるので、控えましょう。

 

精製水はコンビニやドラッグストアなどでも購入が可能な為、ケア用品として1本置いておくのも良いでしょう。

 

シャンプーやゴミなどを放置しいていると、場合によっては、目の充血や結膜炎などの病気を患い、失明してしまう事もあるので、十分に注意をしましょう。

 

歯の神経の痛み
高齢犬に多い症状です。

 

加齢に伴い、歯がグラグラと浮いていると、咀嚼や排泄の際などに痛みを生じます。それに伴い、神経が刺激され、透明の目やにが出る事があります。

 

この場合、歯が自然に抜け落ちるのを待つ事が最適とされています。

 

また、歯が抜けるまでの間は、顔が腫れ、それに伴い痛みが生じる為、抗生物質や消炎剤を投与する事があります。

 

高齢犬の場合は、抜歯の為の麻酔に持ちこたえる事が出来ず、麻酔から目覚めない事もある為、手術はオススメできません。

 

危険度3 黄色の目やに

ネバネバとした粘りがある黄色い目やにが出た場合、逆さまつげや結膜炎など、病気を疑いましょう。
黄色い目やににおいては、主な病気について解説します。

 

逆さまつげ(眼瞼内反症)
逆さまつげの原因は先天性疾患が原因とされています。瞼が内側に巻き込む事、または、まつ毛が生えている位置や向きが通常より内側を向いている事により、眼球は傷付いてしまいます。

 

この様に、まつ毛が眼球を刺激している為、痒みが伴い、犬は目を擦り、涙のような透明の目やにを出す事になります。

 

軽度であれば、目薬などを投与し、結膜炎などの併発を防ぎますが、逆さまつげ自体を治す事はあまりありません。

 

しかし、症状が深刻な場合は、麻酔を使用し、害を成すまつ毛を抜くなど、手術をする場合もあります。

 

結膜炎
結膜炎の原因は、ウィルスや細菌、アレルギー、ストレスなどと言われています。
結膜炎にかかると、目が赤く充血し、腫れます。そして、目やにや涙を流す様になります。

 

それと同時に痒みを伴う為、床に顔を擦り付けたり、前足で目を掻いたりします。
主に、軟膏や目薬などを投与して内科治療を行いますが、原因が生活環境によるものが多い為、繰り返してしまいがちな病気です。

 

予防策として、ウィルスや細菌が原因と考えられる場合は、それらがあると思われる場所には近づかない、または、掃除をし、除去をしましょう。

 

アレルギーが原因と考えられる場合は、それに加え、アレルギーを起こす食事が含まれていないエサに変更し、足りない栄養素があれば、サプリで補うと良いでしょう。

 

また、ストレスが原因の場合は、そのストレスを排除しましょう。犬の主なストレスは寂しさです。

 

家で1匹きりで留守番をさせ、飼い主さんが帰ってきても、愛犬を放ったらかしにしてはいないか、もう一度、生活を振り返ってみましょう。

 

緑内障
緑内障には、先天性と後天性があります。

 

どちらにおいても、角膜と水晶体の間を流れる房水の流れに障害が起こる事で、眼圧が上昇した結果、網膜や視神経が圧迫され、視覚障害が起きた為です。

 

しかし、こうなるまでの主な原因は、未だに分かっていません。

 

また、かかり易い犬種として、シーズー、マルチーズ、アメリカン・コッカー・スパニエル、ビーグル、柴犬などが挙げられ、顔が小さく、目が大きな犬にも危険性はあります。

 

 

危険度3 緑色の目やに

緑色の目やには、黄色い目やに同様、危険度が高く、かかる病気もほぼ同じです。

 

但し、色が違うのは、菌の生死による違いです。緑色の目やには、言い換えれば、膿で死んだ菌です。犬が持つ免疫力で、菌を殺した事が伺えます。

 

しかし、目が充血していたり、目を痒がる様な仕草を見せた時は、菌が体内で悪さをしている可能性が高い為、油断ができない状態です。

 

同居している犬や猫などがいる場合、感染する可能性もあるので、症状が治まるまでは近付けてはいけません。

 

緑色の目やにをしている犬は、目やにの量が日に日に増しているのであれば、動物病院へ連れていきましょう。

 

また、目やにの色が黄色に変色した場合は、直ちに動物病院へ連れて行き、治療が必要です。

 

まとめ

犬の体調を見分ける為には、目やにの色を観察する事が大切です。また、目やにを放置する事で、病気にかかる事もあります。

 

愛犬の体調チェックを簡単にする事が出来るので、今日から試してみてはいかがでしょうか。

 

 

Drケアワン公式ページ
https://ah-supple.com/

  • 動物栄養学の知見から開発
  • 目ヤニと消化不良の関係
  • 試してみる価値あり!


 


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